【私家版歌集紹介】平田有『対岸へ渡る』

こんにちは、短歌プラットフォーム「さんばし」です。

 

 

このひとのことは好き 数えおわった羊の群れをつれているひと

きみは森もぐりこむときかたわらに灯すランプのようなしゃっくり

浮き上がる衣ほのかに色づいてふきのとうから揚げてにいさん

ここのひと肺呼吸慣れしていくの

ゆびの毛も増えればいずれ鳥の思想

 

私家版歌集紹介、第8回は平田有『対岸へ渡る』です。

 

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〈書籍詳細〉

平田有『対岸へ渡る』

目次

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定価:1000円

 

〈購入できる場所〉

通販

共有結晶文庫(booth)※誌面サンプルあり
https://bltanka.booth.pm/items/853421
書店

大阪府中崎町 葉ね文庫 

 

〈著者より〉

 2013年から2017年までに作った短歌、川柳を収録。
解説は穂崎円さん、柳川麻衣さん、砂漠谷さんに書いていただきました。

普段はBLの海をせっせこ泳いでいます。
https://bl-doraku.hatenablog.com/

 

 

 

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