【私家版歌集紹介】御糸さち『ひとりでプリクラ』
こんにちは、短歌プラットフォーム「さんばし」です。
「あひるの、あ」「いぬの、い」かなの練習をする子は告げる白熊の死を
憧れと諦めで韻を踏んでいるHIPHOPのうるせえよばか
109(マルキュー)に澱む静けさカーテンの中で未来は選ばれてゆく
同じ火の熱量を分け合いながらかたまる玉子とろけるチーズ
じっとりと焼き上げられて(泣きましょう、そして羽ばたく)ローストチキン
私家版歌集紹介、第7回は御糸さち『ひとりでプリクラ』です。
〈書籍詳細〉
御糸さち『ひとりでプリクラ』
定価:600円
〈購入できる場所〉
通販(委託)
とよよん商会 ( http://toyoyon.thebase.in )
委託販売
11/3 サンシャインステイトエスプレッソ「秋の収穫祭」(とよよん商会 @to_yo_yo_n さん )
1/20 文学フリマ京都 (同上)
2/24 文学フリマ広島 ( @Chikorin7 さん )
〈著者より〉
いくらたん(育児クラスタ短歌部)の部誌と未来の結社誌に投稿したものを中心に220首前後を収録しています。うっかり1首ダブっています。
さんばしでは私家版歌集の情報を募集しています。sanbashi.tanka☆gmail.com またはTwitter@sanbashi_tankaのDMまでお寄せください。