【私家版歌集紹介】千原こはぎ『これはただの』
こんにちは、短歌プラットフォーム「さんばし」です。
これはただの星です どうしようもない孤独をちいさくまるめたような
もういいと手を離すから巻き戻しボタンを押して必ず押して
パラシュートみたいにひらく手のひらが頭を撫でてゆく、ただ一度
ダメだって言われたらしたくなるでしょう 知っててダメだと言ってるでしょう
雨になれ きみの匂いのまだ残るシャツで迎えるひとりの朝は
私家版歌集紹介、第9回は千原こはぎ『これはただの』です。
〈書籍詳細〉
千原こはぎ『これはただの』
定価:800円
〈購入できる場所〉
通販
通販:BOOTH
https://kohagi.booth.pm/items/756082
委託
文学フリマ東京(11/25)G-52 cahiers
〈著者より〉
恋の楽しさや切なさを、344首の短歌と写真とイラストで綴る、文庫サイズ/全ページオールフルカラーの小さな短歌本。短歌、写真、イラスト、デザイン、すべて千原こはぎ作。解説:嶋田さくらこさん、帯文とコピー:田中ましろさん。文庫(A6)サイズ・カバー&帯付き・表紙本文オールフルカラー、84P。 http://kohagi-orz.jugem.jp/?eid=2134
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