【私家版歌集紹介】中村雪生『アフターディナーミント』

こんにちは、短歌プラットフォーム「さんばし」です。近日中に11月25日東京文フリの情報まとめ記事を公開予定です。ご期待下さい。

 

 

譲られた寝床についたゴジラたちやさしく起こす声になりたい

真夜中のキッチンで煮る烏龍の烏の部分に春うらら

風吹いて言葉をなくしたとしてもいつもと同じごはん食べよう

 

私家版歌集紹介、第15回は中村雪生『アフターディナーミント』です。

 

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〈書籍詳細〉

中村雪生『アフターディナーミント』

定価:800円

 

〈購入できる場所〉

通販

Twitter(@sucuretire)での個人通販
その他

2018年11月25日東京文フリブース:G-35 Kaen

 

〈著者より〉

 いつか、すべての食卓に終わりがくる。

 

短歌と詩と手紙の72ページ。誰にも本当のことは届かなくていい。わたしたち、同じものを揃えて向き合って座ってもどんなに丁寧にあつらえた料理でも、それぞれの口で食事をするしかない孤独に似た喜びがあるから。だから生きよう。生きて、食べて、伝えて時々抱き合って。食卓の最後は永遠みたいな気持ちでミントを噛もう。

B6版 72ページ

文章・中村雪生

表紙絵・海老沢竜

 

 

 

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